【初心者向け】大学生必修?!麻雀をやってみないか?【アドベントカレンダー2021 1日目】
この記事は「ICON アドベントカレンダー2021 」1日目の記事です。
こんにちはこんばんは、プログラミング班元班長の鈴木です。
今回は麻雀についての記事となっております。
本記事の麻雀牌の画像素材:(c)izumick supported by 麻雀王国 雀荘検索
初心者向けの解説記事ですので、本記事は麻雀を知らない方向けの記事となります。
「麻雀」と聞くと、「興味はあるけどルール難しそうでなんだかなあ……」と思って尻込みしてしまい、なかなか手を出せずにいるという方が多いのではないでしょうか?
ということで、今回はつい1週間前に麻雀を始めたばかりの私が麻雀の基本的なルールを簡単に紹介してみたいと思います。
特に大学生の方は麻雀をやる機会が比較的多いと思うので覚えておいて損はないですし、何より色んな戦略をとることができて楽しいゲームですので是非読んでいってくださいね!
また、「ポン」「カン」「チー」「ロン」や「国士無双」といった、麻雀を全く知らなくても誰もが一度は聞いたことのある麻雀用語についても触れているので、麻雀をやる予定がない方も是非ご一読いただければと思います。
・ゲーム紹介のおすすめ記事
はじめに
大学生ってなんか麻雀やりがちなイメージありませんか?
友人が麻雀をやっていたり、研究室で先輩方が麻雀をやっていたり、他の研究室の同期から麻雀の誘いがあったりと、大学生活で「麻雀」という単語を聞く機会が何度かあることは多いと思います。(特に研究室に入ってからのパターンが多いかもしれませんね)
もはや麻雀に一切興味を持たずに大学生活を終える方が難しいと言っても過言ではないような気がしています。
また、麻雀はアニメやゲームでも登場することが多いゲームですよね。
私は『ひぐらしのなく頃に』シリーズが大好きなのですが、作中でほんの少しだけ麻雀が登場するシーンがあるんですよね。
『ひぐらし』は別に麻雀アニメではないので、別に麻雀を知っていたからどうこうという事は無いですが、こういうシーンではやはり麻雀を知っていた方が楽しめますよね。
脱線しますが、『ひぐらしのなく頃に』は超おすすめのアニメなので是非観てみてください。
グロいし怖いシーンも多いのですが、それを乗り越えて最後まで観るとそれはもう......素晴らしいです(本当はひぐらしの良さについて語りたいところなのですがネタバレになるのであんまり言えないんですよね)。
ひぐらしは繰り返される惨劇の謎を徐々に解き明かしていく作品なので、考察しながら観ていくと面白いですよ!
ということで、この機会にぜひ麻雀のルールを覚えてみませんか?
ルールどう覚える?
麻雀はテーブルゲームですので、本来ならば麻雀卓を用意して遊ぶのが一番かもしれませんが……
それだと一緒に遊ぶ人を集めないといけませんし、初めてだと一度に覚えることが多くてルールを習得するのが比較的難しいんですよね。
特に得点計算は初めてだとよくわからないと思います。
そこで私がおすすめするルールの覚え方は、麻雀のゲームアプリで実際に遊びながら覚える方法です!
「ポン・カン・チー」という麻雀用語は誰もが聞いたことのある単語だと思いますが、始めたばかりの頃はこれらを発動できるタイミングやそれぞれの効果の違いがこんがらがってわからなくなりがちなんですよね。
また、牌を配る作業や点数計算なども覚えなければなりませんし、これらを一気に覚えるのは骨が折れます。(実際私もアプリから始めたのでここら辺の理解はまだ曖昧です)
そんなとき、ゲームアプリで遊んでいけば、牌を配る作業や点数計算なんかはもちろん自動でやってくれますし、手番も勝手に回ってきます。
「ポン・カン・チー」に関しても、これらを発動できるタイミングになったら自動的に「ポンしますか? はい いいえ」的な感じで聞いてくれるので、わからなくなることがないです。
また、CPU対戦で練習すれば、「ルールの理解が曖昧で他の人に迷惑をかけてしまうのではないか」という心配をせずに済みますし、ミスをしてしまってもCPUが相手なら恥ずかしくないので気軽に遊ぶことができます。
ということで、本記事では初心者がゲームアプリで麻雀を遊ぶ上で覚える必要のない知識は省いて、ゲームアプリで麻雀を遊ぶ上で最低限覚えておきたいルールに関してのみ解説していきます。
簡単ルール説明!
1.牌の種類
まず、牌(パイ)の種類は全部で34種類あり、各牌はそれぞれ4枚ずつ存在しています。
つまり全部で34*4=136枚の牌を使うということになります。
34種類の牌があると聞くと「多すぎる!!」と思うかもしれませんが、分類してみると意外と単純です。
まず大きく分けると「数牌」と「字牌」の2種類に分けられます。
※それぞれの牌の名前(萬子とか筒子とか)はとりあえず覚えなくても良いです。
まとめると、
「数字のやつが数牌、数字じゃないやつが字牌」です。
2.自分の手番にやること
ゲームが始まる時、自分が手元に持っている牌(手牌)は13枚です。
この13枚から牌を揃えていって、役を作って上がることが目標になります。
自分の手番が回ってきたら、山から牌を1枚引きます。この山から牌を引くことを自摸(ツモ)と呼びます。
要するに、「俺のターン!ドロー!」って事です。
次に、手牌から牌を1枚選んで捨てます。この1枚捨てることを打牌(ダハイ)と呼びます。
ツモと合わせると、「1枚引いて1枚捨てる」なので、基本的に手牌は常に13枚になるということになります。
捨てた牌は自分の前に表にして並べていきます。
自分の手番にやることはたったこれだけです!
まとめると、
「自分のターンが来たら1枚引く、その後1枚捨てる」です。
3.役の形は?
では、早速役を作っていきます!
和了(ホーラ)する、つまり「上がる」には手牌13枚+1枚の計14枚で役を作る必要があります。
基本的な役の作り方は、3枚セットを4つ+2枚セットを1つ作る事です。(4面子1雀頭)
この3枚セットの事を面子(メンツ)と呼びます。
面子には刻子・順子の2種類が存在します。
また、ここの2枚セットの事を雀頭(ジャントウ)と呼びます。
まとめると、
「3枚セットが面子(メンツ)、2枚セットが雀頭(ジャントウ)。4面子1雀頭の計14枚で役を作る」
「同じ牌×3は刻子(コーツ)、連続数字の3枚セットは順子(シュンツ)」です。
実際の役の作り方は「5.役を作る!」で解説します。
とりあえずは、同じ牌3枚セットや、連続した数字3枚セットが重要ということを覚えておいてください。
4.ポン・カン・チー
「ポン・カン・チー」は、麻雀を知らなくてもなんとなく聞いたことがあるという方が多いのではないでしょうか?
ということで、「ポン・カン・チー」の解説です。
なかなか面白いルールですよ!
「ポン・カン・チー」は、特定の条件を満たしたときに発動できるスキルのようなものです。他プレイヤーの捨て牌を奪って面子を作ることができます。(発動は任意です)
・ポン
ポンとは手牌に刻子(同じ牌3枚セット)のなりかけ、つまり同じ牌2枚セット(対子)がある時に、他の人が切った捨て牌を貰って刻子を作る事です。
・カン
カンとは手牌に同じ牌3枚セット(刻子)がある時に、他の人がその牌を貰って同じ牌4枚セット(槓子(カンツ))を作る事です。
※カンにはいくつか種類がありますが、ここでは一番頻度の高い大明槓についてのみ解説します。 ⇒ 一番頻度の高い暗槓についてのみ解説します。
※追記:大明槓は一般にメリットよりもデメリットが大きい行為で、できる状況でもしない事が多いので暗槓に変更いたしました。この記事を書いた当時は本当に初心者だったのです......
・チー
チーとは手牌に順子(連続した数字3枚セット)のなりかけ、つまり連続した数字2枚セットがある時に、他の人が切った捨て牌を貰って順子を作る事です。
・ポン・カン・チーをするメリット&デメリット
ポン・カン・チーをすることを「鳴く」と言います。
鳴いて面子を作る事には以下のようなメリットやデメリットがあります。
まとめると、
「ポン・カン・チーをする=鳴く」
「鳴くと相手の捨て牌を奪って面子を作れる」
「ポンは刻子(3セット)を作る、カンは槓子(4セット)を作る、チーは順子(順番3数字)を作る」です。
5.役を作る!
さて、麻雀の流れがわかったところで役を作っていきましょう!
ここで先ほどの復習をしておきます。
基本的な役の作り方は、3枚セットを4つ+2枚セットを1つ作る事です。(4面子1雀頭)
思い出しましたか?
麻雀の役には翻(ハン)という点数の単位が存在します。簡単に言えば、この翻が高い役ほど高得点を稼ぐことができます。
※実際の得点は翻に加え、符(フ)という単位も利用して計算されますが、覚えることが増えてしまうのでここでは省略します。とりあえず遊ぶ分には知っていなくても問題ないと思います。
そして、この翻が1翻以上の役を作ることで和了し、上がることができます。
和了する(上がる)方法にはツモとロンの2種類があります。
つまり、あと1枚で役ができる時に、自分で残りの1枚を引くか、誰かがその1枚を捨てたときにツモやロンをして上がることができるわけです。
ここからが少し難しいのですが、先ほど「1翻以上の役を作ることで和了し、上がることができる」と書きました。
逆に言うと、翻が無い場合は4面子1雀頭の形を作っていても上がることができないということです。
「じゃあ1翻以上の役ってなんだよ」って事ですが、例えば次のようなものが1翻の役となります。
これらが1翻の役の例になります(他の役は次の章で紹介しています)。
このように牌を揃えていってツモやロンをすれば上がることができるというわけです。
また、立直は他の役と同時に成立させることもできます。
ところで、さっき言ってた
「翻が無い場合は4面子1雀頭の形を作っていても上がることができない」ってどういう時?
という事についてですが、例えば次のような場合です。
・補足 ― 振り聴 ―
先ほどの例とは少し異なりますが、上がることができない状態は次のような時にも発生します。
まとめると
「立直(リーチ)ができるのは門前(メンゼン=一度も鳴いていない)の時のみ」
「立直をした時は4面子1雀頭の形を作れば役無しでも上がれるが、立直ができない場合は他の何かしらの役を作らないと上がれない」
「自分が一度捨てた牌では上がれない(振り聴)」
です。
揃えやすい&覚えやすい役
- 初心者の方向けに、麻雀の役の中でも作りやすい役と、覚えやすい役を抜粋してみました。
- 枠が青色のものは鳴いて作ってもOKな役、枠が赤色のものは鳴いて作ると無効になるもしくは得点が下がる役です。
- 刻子(同じ牌3枚セット)は槓子(同じ牌4枚セット)で代用しても構いません。
1翻の役(揃えやすい役)
1翻の役は揃えやすいものが多いです。まずはこれらの役を狙ってみましょう!
2翻で覚えやすい役
2翻の役の中で覚えやすいものを紹介します(2翻の役はこれ以外にもあります)。
「2翻の役」なので、ここの役は揃えればそれだけで2翻獲得できます(もちろんその分1翻の役より揃えにくいですけどね)。
3翻以上で覚えやすい役
3翻以上の役の中で覚えやすいものを紹介します(これ以外にもあります)。
おまけ
麻雀と言えば「国士無双」という役の名前をよく聞きますが、国士無双はこんな役です。
さいごに
以上、こんな感じで麻雀のルールを初心者なりに簡単に説明させていただきました。
この他にも細かいルールは沢山ありますし、麻雀牌を使ってリアルで麻雀をやる際にはさらに多くのルールを覚える必要がありますが、
とりあえずゲームアプリで遊ぶ分には今回の記事の内容を覚えていればそれだけで十分遊べると思います。
役紹介では、簡単な役と覚えやすい役だけ......と言いながらかなりの量の役を紹介してしまいました。
ここまで紹介するなら全部紹介しちゃえばよかった感ありますね←
やはり記事を書くと(自分の)理解も深まるので、気が向いたら今度自分用に別記事で役一覧を作るかもしれません。
今回の記事を読んで、麻雀のハードルが下がった!とか麻雀遊んでみた!という方がいれば嬉しい限りです。
それでは、また~
ICONで麻雀大会とかしてみたいですね......(ボソッ)
*1:ドラについては本記事では触れておりませんが、簡単に言うと、ドラ表示牌が沢山オープンされるほど全員の得点が高くなるといった感じでしょうか。自分だけでなく、相手の得点も上げてしまう可能性のある行為になるので注意が必要です。