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【初心者向け】大学生必修?!麻雀をやってみないか?【アドベントカレンダー2021 1日目】

この記事は「ICON アドベントカレンダー2021 」1日目の記事です。

f:id:iconcreator:20211224174007p:plain


こんにちはこんばんは、プログラミング班元班長の鈴木です。

 

今回は麻雀についての記事となっております。

一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国

一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国

一索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国

東:麻雀王国南:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国白:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国

本記事の麻雀牌の画像素材:(c)izumick supported by 麻雀王国 雀荘検索

 

初心者向けの解説記事ですので、本記事は麻雀を知らない方向けの記事となります。

「麻雀」と聞くと、「興味はあるけどルール難しそうでなんだかなあ……」と思って尻込みしてしまい、なかなか手を出せずにいるという方が多いのではないでしょうか?

ということで、今回はつい1週間前に麻雀を始めたばかりの私が麻雀の基本的なルールを簡単に紹介してみたいと思います。

特に大学生の方は麻雀をやる機会が比較的多いと思うので覚えておいて損はないですし、何より色んな戦略をとることができて楽しいゲームですので是非読んでいってくださいね!

また、「ポン」「カン」「チー」「ロン」や「国士無双」といった、麻雀を全く知らなくても誰もが一度は聞いたことのある麻雀用語についても触れているので、麻雀をやる予定がない方も是非ご一読いただければと思います。

 

・ゲーム紹介のおすすめ記事

iconcreator.hatenablog.com

 

 

はじめに

大学生ってなんか麻雀やりがちなイメージありませんか?

友人が麻雀をやっていたり、研究室で先輩方が麻雀をやっていたり、他の研究室の同期から麻雀の誘いがあったりと、大学生活で「麻雀」という単語を聞く機会が何度かあることは多いと思います。(特に研究室に入ってからのパターンが多いかもしれませんね)

もはや麻雀に一切興味を持たずに大学生活を終える方が難しいと言っても過言ではないような気がしています。

 

また、麻雀はアニメやゲームでも登場することが多いゲームですよね。

私は『ひぐらしく頃に』シリーズが大好きなのですが、作中でほんの少しだけ麻雀が登場するシーンがあるんですよね。

ひぐらし』は別に麻雀アニメではないので、別に麻雀を知っていたからどうこうという事は無いですが、こういうシーンではやはり麻雀を知っていた方が楽しめますよね。

脱線しますが、『ひぐらしく頃に』は超おすすめのアニメなので是非観てみてください。

グロいし怖いシーンも多いのですが、それを乗り越えて最後まで観るとそれはもう......素晴らしいです(本当はひぐらしの良さについて語りたいところなのですがネタバレになるのであんまり言えないんですよね)。

ひぐらしは繰り返される惨劇の謎を徐々に解き明かしていく作品なので、考察しながら観ていくと面白いですよ!

 

ということで、この機会にぜひ麻雀のルールを覚えてみませんか?

 

ルールどう覚える?

麻雀はテーブルゲームですので、本来ならば麻雀卓を用意して遊ぶのが一番かもしれませんが……

それだと一緒に遊ぶ人を集めないといけませんし、初めてだと一度に覚えることが多くてルールを習得するのが比較的難しいんですよね。

特に得点計算は初めてだとよくわからないと思います。

 

そこで私がおすすめするルールの覚え方は、麻雀のゲームアプリで実際に遊びながら覚える方法です!

 

ポン・カン・チー」という麻雀用語は誰もが聞いたことのある単語だと思いますが、始めたばかりの頃はこれらを発動できるタイミングやそれぞれの効果の違いがこんがらがってわからなくなりがちなんですよね。

また、牌を配る作業点数計算なども覚えなければなりませんし、これらを一気に覚えるのは骨が折れます。(実際私もアプリから始めたのでここら辺の理解はまだ曖昧です)

 

そんなとき、ゲームアプリで遊んでいけば、牌を配る作業や点数計算なんかはもちろん自動でやってくれますし、手番も勝手に回ってきます。

「ポン・カン・チー」に関しても、これらを発動できるタイミングになったら自動的に「ポンしますか? はい いいえ」的な感じで聞いてくれるので、わからなくなることがないです。

また、CPU対戦で練習すれば、「ルールの理解が曖昧で他の人に迷惑をかけてしまうのではないか」という心配をせずに済みますし、ミスをしてしまってもCPUが相手なら恥ずかしくないので気軽に遊ぶことができます。

 

ということで、本記事では初心者がゲームアプリで麻雀を遊ぶ上で覚える必要のない知識は省いて、ゲームアプリで麻雀を遊ぶ上で最低限覚えておきたいルールに関してのみ解説していきます。

 

簡単ルール説明!

1.牌の種類

まず、牌(パイ)の種類は全部で34種類あり、各牌はそれぞれ4枚ずつ存在しています。

つまり全部で34*4=136枚の牌を使うということになります。

 

34種類の牌があると聞くと「多すぎる!!」と思うかもしれませんが、分類してみると意外と単純です。

まず大きく分けると「数牌」と「字牌」の2種類に分けられます。

※それぞれの牌の名前(萬子とか筒子とか)はとりあえず覚えなくても良いです。

◆数牌◆

その名の通り、1~9の数字が入った牌です。

種類が多すぎるように見えますが、3種類の牌があってそれぞれに1~9の数字があるというだけなので、見かけほど複雑では無いです。

・萬子(マンズ)

漢数字のやつです、わかりやすい。

一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国

 

・筒子(ピンズ)

丸い絵のやつです、さいころっぽい感じ。

一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国

 

・索子(ソーズ)

竹っぽい絵のやつです、1の鳥好き。

一索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国

※これ八索:麻雀王国は少しわかりにくいですが8です。

字牌

これもその名の通り、数字じゃない字が書いてある牌です。7種類しかありません。

 

4つの方角が入った風牌と、

東:麻雀王国南:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国

白(ハク)・發(ハツ)・中(チュン)の三元牌があります。

白:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国

※この何も書いてないやつ白:麻雀王国が「白」です。

 

まとめると、

「数字のやつが数牌、数字じゃないやつが字牌」です。

 

2.自分の手番にやること

ゲームが始まる時、自分が手元に持っている牌(手牌)は13枚です。

この13枚から牌を揃えていって、役を作って上がることが目標になります。

◆手牌は13枚!◆

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国七萬:麻雀王国四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国一索:麻雀王国四索:麻雀王国八索:麻雀王国南:麻雀王国北:麻雀王国白:麻雀王国中:麻雀王国

例えばこんな感じです。

 

自分の手番が回ってきたら、山から牌を1枚引きます。この山から牌を引くことを自摸(ツモ)と呼びます。

要するに、「俺のターン!ドロー!」って事です。

◆ツモで1枚引く◆ 三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国七萬:麻雀王国四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国一索:麻雀王国四索:麻雀王国八索:麻雀王国南:麻雀王国北:麻雀王国白:麻雀王国中:麻雀王国 ツモ:麻雀王国五萬:麻雀王国

例えばこんな感じです。

 

次に、手牌から牌を1枚選んで捨てます。この1枚捨てることを打牌(ダハイ)と呼びます。

ツモと合わせると、「1枚引いて1枚捨てる」なので、基本的に手牌は常に13枚になるということになります。

捨てた牌は自分の前に表にして並べていきます。

◆手牌から1枚捨てる◆  三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国四索:麻雀王国八索:麻雀王国南:麻雀王国北:麻雀王国白:麻雀王国中:麻雀王国 打:麻雀王国一索:麻雀王国

先ほど五萬:麻雀王国をツモりましたが、 三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国と綺麗に並んでいてなんだか良さそうな感じがするので五萬:麻雀王国は手牌に加えることにしましょう。

そして要らなさそうな一索:麻雀王国を打牌で捨てます。

※どのように牌を揃えたら良いのかはこの後解説します。

 

自分の手番にやることはたったこれだけです!

まとめると、

「自分のターンが来たら1枚引く、その後1枚捨てる」です。

 

3.役の形は?

では、早速役を作っていきます!

和了(ホーラ)する、つまり「上がる」には手牌13枚+1枚の計14枚で役を作る必要があります。

基本的な役の作り方は、3枚セットを4つ+2枚セットを1つ作る事です。(4面子1雀頭)

◆上がりの形!◆ 三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国 五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国 三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国 白:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国  七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国

3枚セット×4  +  2枚セット×1

 

この3枚セットの事を面子(メンツ)と呼びます。

面子には刻子・順子の2種類が存在します。

刻子(コーツ)

全く同じ種類の牌の3枚セットです。

例えば、三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国 や 白:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国 が刻子となります。

字牌でも数牌でも何でも良いです。

順子(シュンツ)

連続した数字の数牌3枚セットです。

例えば、三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国 や 五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国 が順子となります。

順番になっていても、四萬:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国のように種類が違うものは順子にはなりません

また、字牌では順子は作れません。

 

また、ここの2枚セットの事を雀頭(ジャントウ)と呼びます。

雀頭(ジャントウ)

全く同じ種類の牌の2枚セットです。

例えば、七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国 や 西:麻雀王国西:麻雀王国 が雀頭となります。

※2枚セットのことは対子(トイツ)とも呼びます。

 

まとめると、

「3枚セットが面子(メンツ)、2枚セットが雀頭(ジャントウ)。4面子1雀頭の計14枚で役を作る」

「同じ牌×3は刻子(コーツ)、連続数字の3枚セットは順子(シュンツ)」です。

 

実際の役の作り方は「5.役を作る!」で解説します。

とりあえずは、同じ牌3枚セットや、連続した数字3枚セットが重要ということを覚えておいてください。

 

4.ポン・カン・チー

「ポン・カン・チー」は、麻雀を知らなくてもなんとなく聞いたことがあるという方が多いのではないでしょうか?

ということで、「ポン・カン・チー」の解説です。

なかなか面白いルールですよ!

 

「ポン・カン・チー」は、特定の条件を満たしたときに発動できるスキルのようなものです。他プレイヤーの捨て牌を奪って面子を作ることができます。(発動は任意です)

 

・ポン

ポンとは手牌に刻子(同じ牌3枚セット)のなりかけ、つまり同じ牌2枚セット(対子)がある時に、他の人が切った捨て牌を貰って刻子を作る事です。

ポン

例えば手牌が以下のような時、

二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国六萬:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国東:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国

自分以外のプレイヤーが發:麻雀王国を捨てたとします。

この時ポンをすることができ、發:麻雀王国を貰って自分の対子發:麻雀王国發:麻雀王国に加え、發:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国のように刻子を作ることができます

ポンをしたらその刻子は自分の手牌の近くに表向きに置きます。

1枚牌を貰った分手牌の枚数が増えてしまうので、その後1枚牌を捨てます

 

・カン

カンとは手牌に同じ牌3枚セット(刻子)がある時に、他の人がその牌を貰って同じ牌4枚セット(槓子(カンツ))を作る事です。

※カンにはいくつか種類がありますが、ここでは一番頻度の高い大明槓についてのみ解説します。  ⇒  一番頻度の高い暗槓についてのみ解説します。 

※追記:大明槓は一般にメリットよりもデメリットが大きい行為で、できる状況でもしない事が多いので暗槓に変更いたしました。この記事を書いた当時は本当に初心者だったのです......

◆カン◆

例えば手牌が以下のような時、

二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国六萬:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国東:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国

自分が三索:麻雀王国をツモってきたとします。

この時カンをすることができ、三索:麻雀王国刻子三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国に加え、三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国のような槓子(カンツ)を作ることができます

カンをしたらその槓子は自分の手牌の近くに裏:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国裏:麻雀王国という形で置きます。

さらに、嶺上牌から牌を1枚ツモし、牌を1枚捨てます(つまり、槓子を作った後に自分のターンがもう1回できるようなものです)。

(また、ドラ表示牌が1枚オープンされます。*1

 

槓子(同じ牌4枚セット)は刻子(同じ牌3枚セット)としても扱うことができます槓子を沢山集めることでできる特殊な役もありますが、出現頻度は高くないので槓子刻子として扱うことが多いでしょう。 

※例えば、三索:麻雀王国ツモってきた手番で暗槓をしなかった場合でも、手牌に三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国がある状態であれば、(自分の番に)いつでもカンをすることができます。残しておいて後からカンをすることもできるわけです。

 

・チー

チーとは手牌に順子(連続した数字3枚セット)のなりかけ、つまり連続した数字2枚セットがある時に、他の人が切った捨て牌を貰って順子を作る事です。

◆チー◆

例えば手牌が以下のような時、

二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国六萬:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国東:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国

自分の左隣のプレイヤー(上家)が四萬:麻雀王国を捨てたとします。

この時チーをすることができ、四萬:麻雀王国を貰って自分の二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国に加え、二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国のように順子を作ることができます

チーをしたらその順子は自分の手牌の近くに表向きに置きます。

1枚牌を貰った分手牌の枚数が増えてしまうので、その後1枚牌を捨てます

 

※この例の手牌の場合、一萬:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国のどれが捨てられてもチーすることができます。

※ポンとカンは自分以外のどのプレイヤーが牌を捨てた時にも発動できますが、チ―は自分の左隣のプレイヤー(上家)からしか牌を貰うことができません。

 

・ポン・カン・チーをするメリット&デメリット

ポン・カン・チーをすることを「鳴く」と言います。

鳴いて面子を作る事には以下のようなメリットやデメリットがあります。

◆メリット◆

欲しい牌をGETできる

・速攻で役を完成させやすくなる

◆デメリット◆

・上がった時の得点が下がることが多い(鳴くと無効になる役や、鳴くと得点が下がる役が結構あります)

・鳴いて作った面子は表向きで置かれるので、どんな役を狙っているのかバレやすい

・鳴いて作った面子は固定されてしまう(後から捨てたり変更ができない)

 

まとめると、

「ポン・カン・チーをする=鳴く」

「鳴くと相手の捨て牌を奪って面子を作れる」

「ポンは刻子(3セット)を作る、カンは槓子(4セット)を作る、チーは順子(順番3数字)を作る」です。

 

5.役を作る!

さて、麻雀の流れがわかったところで役を作っていきましょう!

 

ここで先ほどの復習をしておきます。

基本的な役の作り方は、3枚セットを4つ+2枚セットを1つ作る事です。(4面子1雀頭)

思い出しましたか?

◆上がりの形!◆ 三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国 五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国 三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国 白:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国  七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国

3枚セット(面子)×4  +  2枚セット(雀頭)×1

 

麻雀の役には翻(ハン)という点数の単位が存在します。簡単に言えば、この翻が高い役ほど高得点を稼ぐことができます。

※実際の得点は翻に加え、符(フ)という単位も利用して計算されますが、覚えることが増えてしまうのでここでは省略します。とりあえず遊ぶ分には知っていなくても問題ないと思います。

 

そして、この翻が1翻以上の役を作ることで和了し、上がることができます。

和了する(上がる)方法にはツモロンの2種類があります。

◆ツモ◆ あと1枚で役が完成する状態の時に......

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国

ツモで五萬:麻雀王国を引いた場合ツモを宣言することができ、ツモを宣言すると

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国 五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国 三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国 白:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国  七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国

という役ができて和了(上がり)となります。

 

ツモで上がると全員から平均的に得点を奪うことができます。

◆ロン◆ あと1枚で役が完成する状態の時に......

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国

誰かが五萬:麻雀王国を捨て牌として打牌した場合ロンを宣言することができ、

ロンをするとその五萬:麻雀王国を奪って

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国 五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国 三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国 白:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国  七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国

という役ができて和了(上がり)となります。

 

ロンで上がると牌を奪った相手から得点を奪うことができます。

つまり、あと1枚で役ができる時に、自分で残りの1枚を引くか、誰かがその1枚を捨てたときにツモやロンをして上がることができるわけです。

 

ここからが少し難しいのですが、先ほど「1翻以上の役を作ることで和了し、上がることができる」と書きました。

逆に言うと、翻が無い場合4面子1雀頭の形を作っていても上がることができないということです。

 

「じゃあ1翻以上の役ってなんだよ」って事ですが、例えば次のようなものが1翻の役となります。

◆立直(リーチ)◆

自分の打牌後に、あと1枚で役が完成する形ができたときに立直(リーチ)を宣言することができます。

立直の状態でロンもしくはツモをすると、立直という1翻の役になります。

ただし、門前(ポン・カン・チーを一度もしていない状態)でなければ立直は宣言することができません。


例)

門前であり、手牌がこのような場合に三索:麻雀王国をツモで引いてきたとします。

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国中:麻雀王国  ツモ:麻雀王国三索:麻雀王国

 

三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国を作れるので三索:麻雀王国は手牌に加えて、中:麻雀王国を捨てます。

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国  打:麻雀王国中:麻雀王国

 

この時、あと七萬:麻雀王国がもう1枚引ければ以下のような4面子1雀頭の形が作れるので立直が宣言できます。

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国 五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国 三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国 七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国  七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国

 

あとは七萬:麻雀王国をツモかロンで手に入れられれば立直という役で上がりとなります。

 

※一度立直を宣言してしまうと、手牌をそれ以上変更できなくなるので注意です(ツモ牌をそのまま捨てるか、ツモorロンで上がるかのいずれかの行動しか選べなくなる)。

白(ハク)◆ 白:麻雀王国刻子(3枚セット)を含む4面子1雀頭の形を作ると、という1翻の役になります。他の面子や雀頭は何でも良いです。

こちらは立直(リーチ)とは異なり、門前である必要はない、つまり鳴いて(ポン・カン・チーをして)作っても良いです。

 

例)

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国 五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国 三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国 白:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国  七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国

◆断么九(タンヤオ)◆

2~8の数牌のみを使って4面子1雀頭の形を作ると、断么九という1翻の役になります。

逆に言えば、1,9と字牌を使わずに4面子1雀頭の形を作るということです。

こちらも先ほどの白(ハク)と同様に、鳴いて作っても良いです。


例)

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国 七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国 三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国 六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国  七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国

 

これらが1翻の役の例になります(他の役は次の章で紹介しています)。

このように牌を揃えていってツモロンをすれば上がることができるというわけです。

 

また、立直は他の役と同時に成立させることもできます。

◆立直(リーチ)+別の役◆

例えば、以下のように断么九(タンヤオ)立直を同時に成立させることができます。

 

①立直をする

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国

二萬:麻雀王国五萬:麻雀王国でツモorロンして上がると......

二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国 or 三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国

 

断么九の1翻立直の1翻で、合計2翻で上がることができます。

この場合、断么九単体や、立直単体で上がるよりも2倍近くの得点を稼ぐことができます!

 

ところで、さっき言ってた

翻が無い場合は4面子1雀頭の形を作っていても上がることができない」ってどういう時?

という事についてですが、例えば次のような場合です。

◆上がることができない例◆

先ほどの立直(リーチ)の時と同じような手牌で説明します。

 

まず、元々の手牌はこのようになっていたとします。

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国中:麻雀王国白:麻雀王国

 

ここで上家が七筒:麻雀王国を捨てたので、五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国チーをしました(白:麻雀王国を捨てました)。

チーで作った順子を含めると、立直で登場した例と同じ手牌になりましたね。

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国中:麻雀王国  チー:麻雀王国五筒横:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国

 

先ほどと同様に、三索:麻雀王国をツモで引いてきたとします。

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国中:麻雀王国 五筒横:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国 ツモ:麻雀王国三索:麻雀王国

 

先ほどと同様に、三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国を作れるので三索:麻雀王国は手牌に加えて、中:麻雀王国を捨てます。

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国 五筒横:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国 打:麻雀王国中:麻雀王国

 

この時、あと七萬:麻雀王国がもう1枚引ければ4面子1雀頭の形が作れるのですが......

今回はチー五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国の順子を作っているので今は門前(ポン・カン・チーを一度もしていない状態)ではありません。

立直(リーチ)は門前の場合しかできないので、今回は立直をすることができません。

つまり、立直という役を成立させることはできないのです。

 

立直という役が成立できないとなると、先ほどは立直で上がることができた下記のような4面子1雀頭の形ですが、実はコレ何の役にもなっていません

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国 五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国 三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国 七索:麻雀王国八索:麻雀王国九索:麻雀王国  七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国

(9の索子九索:麻雀王国)を使ってしまっているので断么九(タンヤオ)でもないですし、それ以外の役にもひっかからないのです

このような場合無役となり1翻の役にもなっていないので、たとえ七萬:麻雀王国をツモで引いたとしてもツモで上がる事はできませんし、誰かが七萬:麻雀王国を捨てたとしてもロンすることはできません。

 

このように、鳴いた(ポン・カン・チーをした)ことによって門前の状態が崩れてしまった場合には、立直以外の役を作る必要があるということなのです。

ですので、鳴き(ポン・カン・チー)をする場合には、立直ができないことを見越して他の役を作りにいかねばなりません。

逆に言えば、門前の状態をキープしていればどのような4面子1雀頭の形を作ったとしても、最低限立直という役を成立させて上がることができます。

 

・補足 ― 振り聴 ―

先ほどの例とは少し異なりますが、上がることができない状態は次のような時にも発生します。

◆上がることができない例 振り聴(フリテン)◆

振り聴とは、自分の捨て牌にある牌と同じ牌ではロン上がりができないというルールです。

ツモ(山から引いてきた牌での上がり)では上がることができます。

 

まず、元々の手牌はこのようになっていたとします。

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国

また自分の捨て牌は以下の通りだったとします。

九萬:麻雀王国北:麻雀王国一索:麻雀王国中:麻雀王国四筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国白:麻雀王国一萬:麻雀王国

 

この場合、四筒:麻雀王国 or 七筒:麻雀王国待ちの聴牌(テンパイ)になりますね。

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国 四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国 三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国 六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国 七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国 五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国 三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国 六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国 七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国

断么九(タンヤオ)狙いです。

聴牌⇒あと1枚で役が完成するという状態

※断么九⇒1,9,字牌を使わないことでできる1翻の役

 

この聴牌の状態で、他のプレイヤーが四筒:麻雀王国を捨てた場合、本来ならばロン!と言いたいところですが......

捨て牌に四筒:麻雀王国が含まれてしまっているので、ロンで上がる事は出来ません

 

では、七筒:麻雀王国なら良いでしょうか......?

実は、七筒:麻雀王国でも振り聴になってしまい、ロンで上がる事は出来ません

上がりに使う牌が1種類でも自分の捨て牌に含まれている場合他の待ち牌も振り聴になってしまうのです。

 

ですので、対策としては

・捨て牌に気を付けて、振り聴にならないようにする

・ツモ上がりを狙う

 振り聴で無効になるのはロンだけなので、ツモであれば関係ありません

・振り聴が解消されるように手牌を変更する

 例えば先ほどの例であれば、五筒:麻雀王国を引いてきて六筒:麻雀王国を捨て、

 三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国 五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国 三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国 六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国 七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国

 三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国 七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国 三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国 六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国 五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国

 狙いに変更する

などがあります。

 

まとめると

「立直(リーチ)ができるのは門前(メンゼン=一度も鳴いていない)の時のみ」

立直をした時は4面子1雀頭の形を作れば役無しでも上がれるが、立直ができない場合は他の何かしらのを作らないと上がれない」

「自分が一度捨てた牌では上がれない(振り聴)」

です。

 

揃えやすい&覚えやすい役

  • 初心者の方向けに、麻雀の役の中でも作りやすい役と、覚えやすい役を抜粋してみました。
  • 枠が青色のものは鳴いて作ってもOKな役、枠が赤色のものは鳴いて作ると無効になるもしくは得点が下がる役です。
  • 刻子(同じ牌3枚セット)槓子(同じ牌4枚セット)で代用しても構いません。

1翻の役(揃えやすい役)

1翻の役は揃えやすいものが多いです。まずはこれらの役を狙ってみましょう!

◆立直(リーチ)◆

自分の打牌後に、あと1枚で役が完成する形ができたときに立直(リーチ)を宣言することができます。

立直の状態でロンもしくはツモをすると、立直という1翻の役になります。

ただし、門前(ポン・カン・チーを一度もしていない状態)でなければ立直は宣言することができません。

◆白(ハク)◆

一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国

白:麻雀王国刻子(同じ牌3枚セット)がある

◆發(ハツ)◆

一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国

發:麻雀王国刻子(同じ牌3枚セット)がある

◆中(チュン)◆

一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国

中:麻雀王国刻子(同じ牌3枚セット)がある

◆場風牌(バカゼハイ)◆

一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国東:麻雀王国東:麻雀王国東:麻雀王国

・場風と同じ字牌刻子(同じ牌3枚セット)がある

東風戦では常に東:麻雀王国になります。

◆自風牌(ジカゼハイ)◆

一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国

・自風と同じ字牌刻子(同じ牌3枚セット)がある

例えば自分が西家なら西:麻雀王国になります。

◆断么九(タンヤオ)◆

三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国三索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国七萬:麻雀王国七萬:麻雀王国

2~8の数牌のみを使っている

逆に言うと、1,9と字牌を全く使わないという事です。

平和(ピンフ)◆

一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国七索:麻雀王国七索:麻雀王国

・門前(一度も鳴いていない)である

・役牌を使わず、面子を全て順子(連続した数字3枚セット)で作る

 役牌とは、白:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国と、場風牌と自風牌の5種になります。

 面子は全て順子になるので、役牌を含めてはいけないのは雀頭の部分ですね。

・待ちが両面待ちである

 両面待ち(リャンメン待ち)とは、待ち(あとこの牌が来れば上がり!という牌)が順子の左右2枚になっている状態を言います。

 二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国七索:麻雀王国七索:麻雀王国

 例えばこの状態は一萬:麻雀王国四萬:麻雀王国の両面待ちになります。

一盃口(イーペーコー)◆

二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国一筒:麻雀王国一筒:麻雀王国一筒:麻雀王国五索:麻雀王国五索:麻雀王国五索:麻雀王国九索:麻雀王国九索:麻雀王国

・門前(一度も鳴いていない)である

・同じ順子(連続した数字3枚セット)が2つある

 上の例では二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国が2セットあります

 

2翻で覚えやすい役

2翻の役の中で覚えやすいものを紹介します(2翻の役はこれ以外にもあります)。

「2翻の役」なので、ここの役は揃えればそれだけで2翻獲得できます(もちろんその分1翻の役より揃えにくいですけどね)。

七対子(チートイツ)◆

二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国一筒:麻雀王国一筒:麻雀王国五筒:麻雀王国五筒:麻雀王国五索:麻雀王国五索:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国

・門前(一度も鳴いていない)である

 鳴くと無効になると言うよりは、そもそも鳴いた時点で作れなくなります。

・同じ対子(同じ牌2枚セット)が7つある

 4面子1雀頭の形を取らない特殊な役ですが 、「全部2枚セットで作る」ということで覚えやすいです。

対々和(トイトイ)◆

一萬:麻雀王国一萬:麻雀王国一萬:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国六索:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国

・4面子を全て刻子(同じ牌3枚セット)で作る

三色同刻(サンショクドーコー)◆

四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四萬:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国

・同じ数字の3種類の数牌で刻子(同じ牌3枚セット)を含む

 上の例では4刻子が3種類あります。

三色同順(サンショクドウジュン)◆

一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国

・鳴くと1翻下がる

 鳴いて作っても役は成立しますが、2翻から1翻に下がってしまいます。

・同じ数字の順子が3種類ある

 上の例では1,2,3の順子が3種類あります。

 ※一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国三索:麻雀王国では2種類なのでダメです。

一気通貫(イッキツウカン)◆

一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国九萬:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国

・鳴くと1翻下がる

 鳴いて作っても役は成立しますが、2翻から1翻に下がってしまいます。

・1種の数牌で、123・456・789の順子がある

3翻以上で覚えやすい役

3翻以上の役の中で覚えやすいものを紹介します(これ以外にもあります)。

混一色(ホンイーソー)    3翻◆

一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国白:麻雀王国白:麻雀王国

・鳴くと1翻下がる

 鳴いて作っても役は成立しますが、3翻から2翻に下がってしまいます。

・1種の数牌と字牌だけで作られている

清一色(チンイーソー)    6翻◆

一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国

・鳴くと1翻下がる

 鳴いて作っても役は成立しますが、6翻から5翻に下がってしまいます。

・1種の数牌だけで作られている

 1種類だけある6翻の役です。めっちゃ覚えやすいですが作りやすくはありません......

※例はわかりやすく分けるとこうなります

一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国 四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国四筒:麻雀王国 五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国 六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国 九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国

 

おまけ

麻雀と言えば「国士無双」という役の名前をよく聞きますが、国士無双はこんな役です。

国士無双

一萬:麻雀王国九萬:麻雀王国一筒:麻雀王国九筒:麻雀王国一索:麻雀王国九索:麻雀王国東:麻雀王国南:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国白:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国を1枚ずつ + 左記の牌のうちどれか1個

 

例えば、

一萬:麻雀王国九萬:麻雀王国一筒:麻雀王国九筒:麻雀王国一索:麻雀王国九索:麻雀王国東:麻雀王国南:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国白:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国 + 九索:麻雀王国 です。

 

つまり、「数牌の1,9牌字牌計13種全て1枚ずつ揃え、その中のいずれか1種をもう1枚集める」という役です。

1枚ずつ集めるという事で、ポンやチーで牌を集めることができないので、全てツモ牌から集める必要があります。

「特殊な牌を全種類集める」というロマンがあってかっこいい役ですが、これが揃う確率は絶望的に低いです。

役満という非常に点数が高い役になります。

 

さいごに

以上、こんな感じで麻雀のルールを初心者なりに簡単に説明させていただきました。

この他にも細かいルールは沢山ありますし、麻雀牌を使ってリアルで麻雀をやる際にはさらに多くのルールを覚える必要がありますが、

とりあえずゲームアプリで遊ぶ分には今回の記事の内容を覚えていればそれだけで十分遊べると思います。

 

役紹介では、簡単な役と覚えやすい役だけ......と言いながらかなりの量の役を紹介してしまいました。

ここまで紹介するなら全部紹介しちゃえばよかった感ありますね←

やはり記事を書くと(自分の)理解も深まるので、気が向いたら今度自分用に別記事で役一覧を作るかもしれません。

 

今回の記事を読んで、麻雀のハードルが下がった!とか麻雀遊んでみた!という方がいれば嬉しい限りです。

それでは、また~

 

ICONで麻雀大会とかしてみたいですね......(ボソッ)

*1:ドラについては本記事では触れておりませんが、簡単に言うと、ドラ表示牌が沢山オープンされるほど全員の得点が高くなるといった感じでしょうか。自分だけでなく、相手の得点も上げてしまう可能性のある行為になるので注意が必要です。