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今年観た映画の話【サマーブログリレー2021 6日目】

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はじめに

 

この記事はICONサマーブログリレー2021、6日目の記事です。

 

※注意!!!!この記事には『シン・エヴァンゲリオン』『竜とそばかすの姫』およびそれ以外の映画、アニメ等のネタバレが含まれます。ご了解いただける方のみ以下にお進みください。

 

こんにちは、プロ班の ふれうと です。

今日は今年観た映画の話をします。

記事の内容は別に考察と言うほどのものではないです。感想です。

矛盾とか考察の甘い部分を見つけても指摘していただかなくて大丈夫ですし、深い考察を求めているなら、Google scholarでそれぞれの作品についての論文を探すと良いです。

(話がそれますが、アニメ作品の論文は結構あります。どれも面白そうなので、一回検索してみてください。)

 

※あらためて注意!!!!この記事には『シン・エヴァンゲリオン』『竜とそばかすの姫』およびそれ以外の映画、アニメ等のネタバレが含まれます。ご了解いただける方のみ以下にお進みください。

 

上の注意書きは読みましたね?

では、感想戦のはじまりでぇす!!(エルコンドルパサー風に)

 

シン・エヴァンゲリオン

 

『シン・エヴァンゲリオン』を観た!

 

観ました!!

 

今年はついに「さよなら」ということでエヴァンゲリオン25年の歴史に幕が下ろされましたね。

自分はエヴァンゲリオンに詳しくなく、今までの作品も「一応新劇場版は全部観たかな?」といったくらいでした。

ですが、プラグスーツで田植えをする綾波を予告編で観て、「これは!!?」と思い観に行きました。

 

youtu.be

 

(そして、観終わり、)

いや~、すごい良かったです。

今までのエヴァンゲリオンで一番好きでした。

シンジ君がついに大人になれたことに感無量です。

 

エヴァに描かれた母親

 

今回のエヴァンゲリオンでは象徴的な母親が多く登場しました。

 

第三村で出会った委員長

息子を守るために遠ざけた葛城ミサト

碇ユイ

 

委員長は、日常が続く社会を体現するようなキャラクターで、碇シンジと周囲の時間のずれを感じさせる存在でした。

庵野秀明監督は『シンゴジラ』において、虚構と現実の闘いを描きました。

委員長との出会いは、碇シンジひいてはエヴァンゲリオンにおける虚構と現実の邂逅が果たされたとみることも出来るかもしれません。

 

葛城ミサトは、実の息子に対しては組織の長として地球を守ることによって、息子自身も守ろうとします。

それはまるで不器用な父親のようであります。

他方、碇シンジのことはよく庇います。それにはどこかミサトの母親的な側面を見出すことができるように思います。

公式の薄い本の表紙も良かったですね。ほんとに。

 

碇ユイ、彼女については正直捉えきれて無いですね。

彼女はどんな存在なんでしょうか。よく分かりません。

アニメやこれまでの劇場版をすべて見ればわかるのでしょうか?そう考えると、まだまだ楽しみが残っていて嬉しいですね。

 

この記事を読んで、シンエヴァを観たくなった?

 

アマプラにあるよ!!

 

www.amazon.co.jp

 

今(記事を書いている現在)なら、新劇場版三作もアマプラにあります!

 

 

竜とそばかすの姫

 

『竜とそばかすの姫』を観た!

 

観ました!

 

大画面で見る美麗な世界と、劇場の音響で聴く歌声が最高でしたね。

 

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youtu.be

 

youtu.be

 

こうやって、Youtubeで曲や動画を観て映画を思い返すの楽しい~

 

『竜とそばかすの姫』で描かれたもの

 

この作品は「インターネット」を描いた作品と言われるかもしれませんが、インターネットや学校のクラスなどの「社会」について描いたもののように思います。

 

それから、「U」の世界における「As」とは、何なのか。

アバターと言うと現代的なもののように思えますが、「person」の語源がラテン語の「ペルソナ(仮面)」であるように、人々が社会において「仮面」を被ることは自然なことのように思います。

 

そんな感じで、実は結構古典的なことを描いた作品なのではないかと思います。

 

 

他の細田守作品も観たい?

 

時をかける少女

サマーウォーズ

おおかみこどもの雨と雪

『バケモノの子』

未来のミライ

 

上記の作品は今(記事執筆時点)なら、アマプラにあるよ!!

(別に自分はAmazonの回し者では無いです。)

 

 

アニメ映画をもっと楽しみたい貴方へ!「こころの深層」

 

今日のもう一つの本題、「こころの深層」について話そう!!

 

正直、上記二作品は「こころの深層」を紹介したいがために感想戦をしていた側面もあります。

 

「こころの深層」とは、静岡大学の講義です。

 

nlab.itmedia.co.jp

 

 

 

 

 

こんな感じです。

 

自分は今年度前期に受講しました。

 

受講すると、上に書いたような考察(というか上に書いたのは感想なので、もっとちゃんとした考察)が出来るようになります。

毎回の授業で考察をミニレポートで出しますから、否応なしに考察のクオリティが上がっていきます。

それだけでなく、他人の考察を聞く機会もあるので、自分に無かった視点に驚かされることもあります。

要するに、チョー楽しいってことですね。

 

ちなみに、後期には「ロックとアートからみるメンタルヘルス」という、これまた面白そうな講義があります。

 

 

 

受講するしかない!

 

 

これからの楽しみな映画

 

攻殻機動隊

 

1995年の押井守監督作品『攻殻機動隊』がimaxで公開されるよ!!!

9月17日から!

 

www.itmedia.co.jp

 

実は今まで観たこと無かったので、今回の機会に観たいですね

 

 

ルパン三世 カリオストロの城

 

宮崎駿監督作品『ルパン三世 カリオストロの城』が4K、7.1chで劇場公開されるよ!

 

www.toho.co.jp

 

カリオストロの城は名作ですよねえ

 

 

終わりに

 

いやぁ、アニメ映画って本当にすばらしいものですね~(水野晴郎風に)

 

それから、静大生の皆は「こころの深層」を受けよう!最高に楽しいよ!!

なんなら、この講義のために静岡大学に来よう!

 

では。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ~(淀川長治風に)