【本紹介】机の横の知平線【ICONサマーブログリレー2020 1日目】
この記事はサマーブログリレー2020 1日目の記事です。
2020年度のオータムサマーブログリレーです。
大学の夏休み中に開始したのでサマーです。
こんにちは! ふれうと です。
本棚の積読を一冊読み終えるたびに、新しく二冊の本を買っていたら積読が一向に減りません。謎です。今世紀最大の謎です。
今日は本の紹介をしようと思います。
大学生の時間のあるうちに好きな本を好きなだけ読むのは最高です!
読もう!本!
寝ながら学べる構造主義
大学に行くことの一番の意義の一つは、自分の専門以外も学ぶ機会を得られることです。
自分の専門は情報学ですが、最近は他のことにうつつを抜かしています。(笑)
その一つが構造主義です。
さて本書ですが、構造主義とは何なのか?といった疑問は実際に読んでみて欲しいと思います。
ここでは、この本の魅力について語ることにしましょう。
本書の魅力はその”まえがき”からすでに表れています。
よい入門書は、まず最初に「私たちは何を知らないのか」を問います。「私たちはなぜそのことを知らないままで今日まで済ませてこられたのか」を問います。
(中略)
無知というのはたんなる知識の欠如ではありません。「知らずにいたい」というひたむきな努力の成果です。
(中略)
ですから「私たちは何を知らないのか」という問いは、適切に究明されるならば、「私たちが必死になってそこから目を逸らそうとしているもの」を指示してくれるはずです。
ぐいぐいと本に引き込まれていく”まえがき”ではありませんか?
この本がどのような態度で書かれたのか、この本が何を明らかにしようと書かれたのか、つよく感じさせます。
内容も気になってきたんじゃありませんか?
さあ、買って読もう!!
今すぐ!!
コンビニ人間
二冊目の紹介は打って変わって小説です。
最高の小説です。本当に。
この小説は、
死と復活の物語であり
機械の歯車として働く現代を描き
一人の人間のダブスタ的矛盾を描き
異質なものを排除するムラを描き
人が常に他人との関係によって形作られることを描く
神。
神小説。
本当にすべての人類に読んで欲しい。
以上!買って読もう!!
岩田さん:岩田聡はこんなことを話していた。
ほぼ日刊イトイ新聞・編『岩田さん:岩田聡はこんなことを話していた。』ほぼ日
最後に紹介する本は、天才ゲームプログラマー岩田聡の半生を彼の言葉で追いかける一冊です。
岩田聡はHAL研究所で様々なゲームを開発し、さらに任天堂の社長としてDSやWiiなどを世に送り出した経営者でもあります。
この本を読んで思うことは、会ったことも無いのに岩田聡氏の人柄が感じられるなぁということです。
世間では、彼の業績や天才性などが語られますが、この本ではむしろ彼の仕事への取り組み方から、彼の生き方のようなものが見えてくるように思えてなりません。
ゲームプログラマーになりたいなあと漠然と考える人も、
ゲーム業界に関わりたいと考える人も、
経営者になりたいと息巻く人も、
一度この本を読んでみてはどうでしょう。
なんだか、ゲームプログラマーにしろ、経営者にしろ、その人の一部でしかないことを痛感させられるような気がします。
余談ですが、この本の刊行に際して、いくつかの記事が出ています。
以下にオススメを載せます!
ほんとスマブラは面白いですよねえ。
自分も今年の夏休みのほとんどをスマブラに費やしました。
プラットフォーム競争の観点は面白いですよねえ。
さらに、Web上で無料で本書の一部が読めます!読もう!
読もう!
最後に
本は良い。
好きなだけ買おう!読もう!
それから、
サマブロはまだまだ続くよ!楽しんで!