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静岡大学コンテンツ制作サークルICONの公式ブログです

【pythonではじめるゲームプログラミング 番外編1】ショートカットキー  

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今回の記事はICONのpython勉強会の資料として書かれました。

 

担当は ふれうと です。

 

 

はじめに

 

今回は、大学に入ってPCを本格的に使い始めた人向けの記事です。

肩の力を抜いてショートカットキーを学びましょう。

ショートカットキーを知ることで幸せになれます。

 

ショートカットキーを学ぶことで、プログラムを書くのが何倍も速くなります。

また、レポートを書く時などにも役立ちます。

 

注意点として、ショートカットキーは各ソフトウェアによって割り当てられた役割が異なることがあります。

ここでは一般性の極めて高いものを挙げていますが、ショートカットキーやソフトウェアによってはその限りでは無いので、ご注意ください。

 

最後に、ここで書かれているショートカットキー以外にもたくさんのショートカットキーがあります。

プログラミングをするときなどに何か不便を感じたら、その不便を解消するようなショートカットキーが無いか調べてみるといいかもしれません。

 

 

最初に学ぶべき、必須ショートカットキー4選

 

Ctrl + S

 

Ctrlキーを押しながら、Sキーを押してください。

 

(Ctrlキーはキーボード右下と左下にあります。どちらでも好きな方を押してください)

 

「上書き保存」が行えます。

 

「上書き保存」をすることで、不意のPCの不調からもファイルを守れ(ることがあり)ます。

ぜひ、頻繁に上書き保存してください。

 

キリの良いところまで来たら、

Ctrl + S

プログラムを1行追加したら、

Ctrl + S

何は無くとも、

Ctrl + S

 

これだけは覚えて帰ってください。

 

 

Ctrl + Z

 

Ctrlキーを押しながら、Zキーを押してください。

 

「元に戻す」(一つ前の状態に戻す)が行えます。

 

例えば、間違えてプログラムを消してしまったりしたとき、

Ctrl + Z を押せば、あら元通り!

 

困った時も、慌てず騒がずCtrl + Zを思い出してください。

 

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Ctrl + C

 

任意の文字列などを範囲選択し、

Ctrlキーを押しながら、Cキーを押してください。

 

「コピー」が行えます。

 

範囲選択は、マウスをドラッグするとできます。

左ボタンを押しながら動かすということです。

 

「コピー」をすることで、その任意の文字列を一時的に保持し、

後述する「ペースト」で別の場所に同じ文字列を貼り付けることができます。

 

Ctrl + V

Ctrlキーを押しながら、Vキーを押してください。

 

「ペースト」が行えます。

 

「ペースト」とは、「コピー」や後述する「カット」をした任意の対象を、好きな場所に貼り付けることです。

 

ペーストは複数回行う事も可能です。

 

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次に優先度の高いショートカットキー5選

 

Ctrl + X

 

任意の文字列などを範囲選択し、

Ctrlキーを押しながら、Xキーを押してください。

 

「カット」が行えます。

 

「カット」とは、「コピー」を行ったうえで、「コピー」した元の文字列を削除することです。

 

文字列を別の場所に移動させるときなどに便利です。

「コピー」をした後に、わざわざ元の文字列を削除する手間が省けます。

 

 

Ctrl + Y

 

Ctrlキーを押しながら、Yキーを押してください。

 

「やり直す」(一つ次の状態に進める)が行えます。

 

これは、Ctrl + Zと対になる機能で、「元に戻す」を無かったことにします。

 

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Ctrl + Zで元に戻した後に別の動作をした場合、Ctrl + Yは使えなくなるので、注意してください。

 

Ctrl + Shift + Zでも同じ動作をします。

 

 

Ctrl + A

 

Ctrlキーを押しながら、Aキーを押してください。

 

「全選択」が行えます。

 

プログラムやWord、textファイルなどにおいて、全文を選択します。

便利です。

丸ごと「コピー」して、別ファイルに「ペースト」したい時などに重宝します。

 

 

Ctrl + F

 

Ctrlキーを押しながら、Fキーを押してください。

 

「検索」が行えます。

 

プログラムやテキスト、Webページ内の特定の文字を検索することができます。

また、ソフトウェアによっては文字の置換をすることもできます。

 

Tabキー

 

Tabキーは冒頭の「はじめに」で述べた注意点をもつ例外で、各ソフトウェアや場合によって役割が異なります。

Tabキーで行えることは多岐にわたります。

 

最初は慣れないかもしれませんが、使いこなせるととても便利ですので、是非覚えてください。

 

特に使い勝手の良い役割としては、

 

  • エディタでプログラムを書く時に使う「インデント(字下げ)」、スペース4つ分(あるいは2つ分)を一回押すだけで入力できます。

  • エディタやコマンドプロンプトなどで、途中まで入力した命令文などを補完してくれます。例えば、コマンドプロンプトPythonと打った後にTabキーを押すと、カレントディレクトリ内のpythonファイルを順に提示してくれます。
     
  • ブラウザで、入力欄が複数あるときなど、Tabキーを押すと次の入力欄に飛んでくれます。(キーボードから手を離さなくて良くなるので、ストレスがかなり減ります。)

 

などが挙げられます。

 

 

参考文献

 

その他のショートカットキーを学びたい時は、以下のようなページもあります。

 

ja.wikipedia.org

 

他にもGoogleなどで検索すれば、汎用性の高いショートカットキーの一覧などが出てきます。

 

一度に全部覚えるのではなく、必要に応じて一つずつ覚えていくことをお勧めします。

(が、一度に全部覚えても良いですよ)

 

 

おわりに

 

以上でショートカットキーの紹介は終わりです。

 

ところで、

 

途中の画像に出てきた虎が誰なのか気になっているんじゃないですか?

 

以下のページに、虎の生涯が書かれています。

気になった人はぜひ読んでみてください!

オススメです。

 

www.aozora.gr.jp

 

文中の画像の文章は中島敦山月記』より引用